Story | ストーリー
Story|設立ストーリー
人生を、選び取る力を
― SELECT
私は、メンタルトレーナー・コーチでです。
同時に、教員を経てからプロ3x3バスケットボール選手になりました。
私が教員からプロ選手になったのは、
子どもたちに「夢を追うとはどういうことか」を本気で伝えたいと感じたからでした。
子どもたちが自分らしく輝ける未来を歩んでいけるように、
自分自身がまずその姿を示したいと思いました。
教員という仕事も夢のひとつでした。
けれど、私自身も挑戦し、夢を追う中で
「何を得て、どう行動し、その先に何があるのか」を確かめたかった。
それを、言葉だけではなく生き方そのもので伝えたいと思いました。
夢を追う中で気づいたのは、
何をするにしても「人生の意味」や「目的」を持ち、
主体的に生きることの大切さです。
教育現場では「厳しくできない」という声をよく聞きます。
子どもたちは自分の人生を自分で選び、責任を持つことが求められています。
だからこそ、学生のうちから自分の意思で選び、行動する力を育むことが大切だと考えています。
義と勇
― 正しさを知り、勇気をもって行動する
私はずっと、成長するために何をすればいいか分かっていました。
道徳的にどう行動するのが正しいかも、頭では理解していました。
でも、それを実際に行動に移すことができませんでした。
「自分にはできない」と思い込み、
自分に“行動の許可”を出せずにいたのです。
そんな私を変えたのが、メンタルトレーニングとコーチングとの出会いでした。
いらない信念や価値観を手放し、
自分に「やっていい」と許可を出せるようになったとき、
人生が動き出しました。
このプロセスを私は、バスケットボールを通じて実践・学んできました。
プレッシャーの中でも堂々と行動できる自分、
失敗を受け入れ、それでも挑戦し続ける自分。
その根底にあったのが、武士道で語られる「義と勇」です。
「義」とは、道徳的に正しいと分かること。
「勇」とは、その正しさを実際に行動で示すこと。
正しいことを知っているだけでは、人もチームも変わりません。
行動する勇気があってこそ、初めて成長が生まれるのです。
成長をするために知り行動できること、
そして、アプローチするべきは「知る」と「行動」の間にある「問題」に対して。
「行動」までの道のりを妨げている個人特有の問題を解決することです。
だからこそ、私はこの「義と勇」を大切にしています。
正しさを知り、勇気を持って一歩を踏み出す。
その積み重ねが、人生を動かし、可能性を広げていく。
SELECTの想い
この経験から、私はSELECTを立ち上げました。
バスケットボールやスポーツを通じて、人生を豊かにする人を増やすこと。
そして、メンタルトレーニングやコーチングを通して、
子どもたち・社会で生きるすべての人を支えること。
それが、私の――そしてSELECTの――人生の意味です。